講師に教わりフォトフレームや色紙づくりに励む親子たち
フォトフレームや色紙作り
子ども手熟師会 親子50人
奄美手熟師会(岬眞晃会長)の子ども講習会が15日、奄美市名瀬の奄美博物館であった。「父の日」に合わせて、気持ちを込めた贈り物づくりに挑戦。子どもたちは、色とりどりの押し花や貝殻を飾り付け、日頃の感謝を伝えるフォトフレームや色紙を手作りした。
押し花アート作家の森伸子さん(72)、白畑メリ子さん(72)の2人が講師。この日は、15家族約50人の親子らが参加した。
会場には、事前に用意されたヒオウギガイや巻き貝などの貝殻、シダやポプラの葉を乾燥させた押し花が並べられ、創作は始まった。好みの素材を選び出し、フォトフレームや色紙にボンドで貼り付けた。
子どもたちは配色や構図を頭に描きながら、押し花や貝殻で何かの形を描いたり、台紙やフレーム枠を思い思いに飾り付けた。最後は「パパ大好き」「遊んでくれてありがとう」といった感謝のメッセージも添えた。講師の森さんは「普段は恥ずかしいこともあるけど、手作りのプレゼントで、しっかりと感謝を伝えて」と呼び掛けた。
朝日小1年の安田ひいろさん(6)は海をイメージした水色がベースのフォトフレームを制作。「きれいにできた。いつもありがとうと伝えたい」と笑顔だった。