9696人目の入館者となった永田さん家族(右から2人目が穣太郎君)(28日、大和村のアマミノクロウサギミュージアム「QuruGuru」)
大和村思勝に4月20日オープンした「アマミノクロウサギミュ―ジアムQuruGuru(くるぐる)」の入館者が28日、9696(くるぐる)人に達した。館名にちなんだ9696人目は、鹿児島市から家族で旅行中の永田穣太郎君(4)。間近に見たクロウサギの姿に「おしりが丸くてかわいかった」と笑顔で話した。
「くるぐる」の入館者は開所以来順調に推移。1日の平均入館者は約160人で、4月は1929人(開所日の招待入館者含む)、大型連休のあった5月は5548人が入館した。5月5日には800人が訪れ、村企画観光課の職員が応援に入って対応したという。
この日15人目の入館者で、記念すべき9696人目となったのが穣太郎君。会社員の父・裕一さん(41)ら家族・親戚6人で観光に訪れたという。
入館するなり、チヂン(太鼓)をたたく音とともに「おめでとう」の大合唱で職員が出迎えた。驚いた様子の穣太郎君は、はにかんだ表情で記念セレモニーに臨んだ。
くす玉が割られ、伊集院幼村長から握手を求められた穣太郎君。ぬいぐるみやTシャツなどが入った記念グッズセットを受け取ると、ようやく緊張がほぐれ、にっこり微笑んだ。
その後、初めて訪れたという「くるぐる」を職員の解説付きでじっくり観覧。一般の人が入ることのできない研究室(治療・研究を行う部屋)も特別に案内された。
施設の全てを堪能した穣太郎君は、初めて目にしたクロウサギを「おしりが丸くて、茶色くて、(人工の)丘の上にも跳んでいった。元気でかわいかった」と話し、記念にもらったクロウサギのぬいぐるみを手に、「かわいいから抱いて寝る」と笑顔だった。

