闘牛について選手たちにパフォーマンスをする児童(30日、伊仙町の阿権小学校)
樹齢300年のガジュマルについて説明する児童ら
琉球石灰岩を使用した石垣について説明する児童ら
【徳之島】伊仙町の阿権小学校(安樂強校長、児童9人)は30日、児童が観光客を案内する恒例の「島っ子ガイド」を同校周辺で実施した。3~6年生8人が手作りの誘導旗を手に集落を歩いて地元の観光スポットや風物を紹介。徳之島トライアスロンに出場した選手たちをもてなし、阿権の魅力も伝えた。
島っ子ガイドは徳之島トライアスロンの参加者に向けて地域の宝を知ってもらおうと総合的な学習の時間の一環として、2016年に開始。児童たちは5月中旬頃から視察や調査のほか、コースの立案やガイドの練習に取り組んできた。
この日はトライアスロンに参加した選手16人とその家族や地域住民ら加えた合計29人を元気に出迎え、児童たちは樹齢300年のガジュマルやサンゴの石垣群、荘厳な渓谷や築90年以上の古民家で生活拠点として生まれ変わった旧家(前里屋敷)など、お薦めの7か所を紹介。道中では歴史やクイズも披露して集落の伝統や風習などを紹介した。
ガイド後は、町指定文化財の「ふり茶」や児童たちが手作りしたはったい粉団子も振る舞われ、参加者との交流を深めた。
ツアーに初参加した長田和人さん(59)=山口県=は「トライアスロンの参加は今回が初めてで、歴史やその土地の由来などを分かりやすく教えてくれて、こちらも楽しかった。学校の雰囲気もよくて、まだほかにもいろいろな所を案内してほしい。来年も選手として、またガイドにも参加したい」と笑顔を見せた。
ガイドを担当した5年の窪田陽向(ひゅうが)君(10)は「案内する場所の特徴やお薦めポイントを頑張って調べ、選手の皆さんと触れ合って、楽しい時間を過ごすことができた。来年は笑顔でもっと積極的に話しかけるようにしたい」と語った。

