険しい山道を歩きながら自然観察する参加者ら
多くの家族が楽しむ 自然の家
県立奄美少年自然の家は、第1回「ハアサキデイ~奄美の自然を満喫しようデイ~」を7日、第1回「ファミリーキャンプ」を7、8の両日、同施設などで開催している。ハアサキデイには39組130人、ファミリーキャンプには19家族75人の家族などが参加。奄美固有の動植物観察やカレー作り、スターウォッチングなどを体験し、家族の交流や親睦を深めた。
ハアサキデイの自然観察では、奄美の動植物のウォッチングポイントを学んだ後、約80分の「ゆったりコース」と約110分の「わくわくコース」に分かれ、自然観察を楽しんだ。
ファミリーキャンプは初日、自然観察後にオリエンテーションやカレー作り、スターウォッチングなどを楽しんだ。2日目は、朝仁海岸で海遊びやSUP、いかだ体験を楽しむ予定となっている。
家族4人で自然観察に参加した山元結(むすぶ)君(8)は「大きいクモがいっぱいいたけど、いろいろな昆虫を見ることができた。少し疲れたけど楽しかった」。愉葉(ゆのは)ちゃん(5)は「チョウチョがいっぱい見れて楽しかった」と笑顔を見せた。両親は「初めは歩き切れるか不安だったが、子どもたちも楽しく歩いて良かった」と喜んだ。