校区最初の祭り盛り上がる

中金久集落の六月灯で、婦人会が「マツケンサンバ」などを踊り、祭りを盛り上げた

学舎で「六月灯」
笠利町中金久集落

 旧暦の6月を中心に県内の神社や寺院で行われる夏祭り「六月灯」が19日夜、奄美市笠利町の中金久(なかがねく)集落(青山博久区長、170世帯300人)にある中金久学舎で行われた。山の上にある菅原神社(学問の神様)のお祭り。高齢者らのことを考慮し、中金久学舎で開催した。受付には賽銭(さいせん)箱も用意され老若男女が次々と訪れ、赤木名校区最初の祭りが盛り上がった。

 テントの中では、婦人会や子ども会、青壮年団らが焼き鳥やお酒、かき氷、枝豆、焼きそばなどを用意していたが、祭り開始早々に売り切れる商品もあった。

 この日の祭りは赤木名小学校太鼓クラブの生徒らによる力強い太鼓演奏で始まり、地元集落の千田真帆さん(大島北高校2年)がシマ唄を2曲披露した。唯一の余興の出し物は婦人会たちが「マツケンサンバ」や「奄美のさすらい千鳥」の曲に合わせ楽しくダンスを披露した。来場していた人たちは拍手とハト(口笛)で声援を送った。その後、豪華な賞品が当たる抽選会や八月踊り、最後は六調で祭りは終わった。

 青山区長は「祭りは商店街の協力や住民たちの寄付などで運営している。赤木名校区3集落が互いに協力し合い、祭りを盛り上げている」と語った。

 福和久さん(72)は「毎年楽しみに来ている。人口が少ない分、仲が良い。外金久(そとがねく)や里集落からも来ているのでありがたい」と笑顔だった。

 中金久学舎には西郷隆盛が奄美に来島した際、赤木名で島人と勉強会をした時に背もたれしたという柱が残されている。