喜界島が2日間にわたって大手町でフェア

多くの来場者でにぎわう喜界島フェア

牧岡さん(隣は息子の海斗さん)のシマ唄と踊りで盛り上がる会場

牧岡奈美さんシマ唄で魅了 

 【東京】千代田区丸の内の三井住友銀行本店東館で「喜界島フェアin東京」が、14、15日の2日間にわたって多くの来場者を集め開催された。また唄者・牧岡奈美さんがシマ唄を披露、踊り手の女性らも参加し「六調」などで島風を会場いっぱいに吹かせていた。

 同イベントは、喜界町役場企画観光課が主催したもの。同町からは喜界町酒造㈱、㈱HOUBE、南村製糖が出店し黒糖焼酎やクラフトビール、黒糖製品などの販売を行った。折からの台風予報に「来場者が少ないのでは」との心配の声が聞かれたが、出身者や奄美ファンのほか、三井住友銀行職員ら多くの人でにぎわい、2日間で完売となった。

 HOUBEの谷川理(おさむ)代表取締役(42)は「喜界島の食材を生かした製品を味わってほしい。シークニンソーメンはお薦めですよ」と笑顔で説明していた。また、観光やふるさと納税をPRするコーナー、移住に関する展示コーナー、特産品が当たる抽選会も行われ、同町役場・企画観光課の郡山尚也主事らが応対していた。

 特設ステージには喜界島出身の唄者・牧岡奈美さんが登場。シマ唄の説明を加えて「朝花節」「塩道長浜節」などを熱唱。来場者を魅了した。東京小野津茜会を筆頭に東京喜界会の人たちは「喜界やよい島」などに合わせ、踊りを披露。手拍子、指笛(ハト)も飛び交った。「六調」では、多くの参加者が心地よさそうに体を揺らしていた。牧岡さんは「奄美の風を吹かせられましたね」と振り返った。

 埼玉・新座市から夫婦でやって来た安田由起子さん(55)は、「喜界島は大自然を独り占めできる所と聞いています。とても楽しかった」と満足気に振り返った。そして、夫・覚(さとる)さん(58、喜界島・坂嶺2世)の古里へ思いをはせ、「これを機にぜひ喜界島へ行ってみたい」「検討したいですね」(覚さん)と見詰め合っていた。