加計呂麻島で「町長と語ろうでぃ」

21日、加計呂麻諸鈍にある体験交流館で「町長と語ろうでぃ」があった

21日、加計呂麻諸鈍の長浜公園で第5回「加計呂麻キッズ遊ぼう会」があった

10年後の人口意見交換
出産・病院など問題点を挙げる

 瀬戸内町加計呂麻島の保護者有志の会 加計呂麻キッズパパママの会(鵜澤悦子代表)主催・ひさの助産院(久野真澄助産師)協賛で21日、加計呂麻諸鈍にある長浜公園で午前中は「加計呂麻キッズ遊ぼう会」、午後は「おでかけ町長室 町長と語ろうでぃ」があった。体験交流館に移動し鎌田愛人町長を迎え、同島の未来について意見交換をした。

 小さなシマのコミュニティーを大切にし、町長が直接町内の会場に行き、町政について意見交換するのが目的。この日は約20人の住民が参加し、町長と語り合った。

 ▽10年後の加計呂麻はどうなっているのか▽木が伸びすぎて道路が暗い▽瀬戸内町の自衛隊基地▽新しいダムの建設―など、予定時間を過ぎても、さまざまな意見が挙がった。

 なかでも10年後の加計呂麻について、参加者が「今のままだと人口(6月末現在978人)が減って、空き家だらけになり文化も失われ、廃校廃村になるイメージがある。ここからの10年の動きが加速している人口減を止めるのにとっても大事な時ではないか」と指摘。問題点として①出産②病院③フェリー④子どもたちの習い事―などが取り上げられた。

 鎌田町長は、「町長部局の総務課が教育委員会の社会教育課と皆さんの間に入り、他に方法がないのかも含めて意見を聞き、改善できるよう検討したい。そのためには要望書を町に提出してほしい。要望書を受けて話し合いのセッティングをします」と語り、「町が全てできるわけではないが、町でできること、皆さんで協力して助け合いながらできることを模索し、町が補助金を出せるかも含めて検討する」と話した。

 また、「人口減少対策は、住まいと仕事と子育て。できることからやっていきながら、人口減少を少しでも緩やかにしていきたい」とまとめた。

 午前中の加計呂麻キッズ遊ぼう会は5回目。年齢関係なく交流しあった。テイチギの木の下は日陰になり風も吹いているので熱中症の心配もなく、子どもたちはボルダリングや川で魚を探したり、サッカー、虫取りなど思い思いに遊んだ。

 小さい子どもたちの世話をしていた諸鈍小学校6年の静岡湊君(11)は「楽しかった。ボルダリングしたり、木に登ったりして思いっきり楽しんだ」と笑顔で話した。