奄美群島の基幹作物・サトウキビの収穫作業(資料写真)
県がまとめた2024年産サトウキビ生産実績によると、奄美群島の生産量は39万7328㌧となり、前年比5・97%増加した。平均糖度は14・33度で、前年(15・76度)より低下したものの、平年並みは確保された。
農産園芸課によると、島別の生産量は奄美大島2万6651㌧(前年産2万7551㌧)、喜界島6万7121㌧(同7万6116㌧)、徳之島17万2944㌧(同16万5063㌧)、沖永良部島10万6867㌧(同8万6623㌧)、与論島2万3745㌧(同1万9597㌧)。昨年の台風被害により喜界島と奄美大島は前年産を下回ったが、南3島は上回り、なかでも10万㌧を超えた沖永良部島は23・37%の増となった。
10㌃あたり単収は奄美大島4・786㌧(前年産4・918㌧)、喜界島4・946㌧(同5・573㌧)、徳之島5・502㌧(同5・231㌧)、沖永良部島6・054㌧(同5・095㌧)、与論島5・872㌧(同4・834㌧)。最多は沖永良部島で前年比18・82%増加した。
平均糖度は奄美大島13・92度(前年産15・51度)、喜界島15・66度(同16・22度)、徳之島13・86度(同15・25度)、沖永良部島14・55度(同16・44度)、与論島13・44度(同15・53度)。最も高い喜界島は県内最高だった。全ての島で生産者交付金のベースとなる基準糖度帯を超えた。平均糖度を前年産と比較すると全島が低下したが、同課は「23年産が過去最高と非常に高かったためで、平年値(過去7年間)は14・41度となり、24年産が低いということではなく、ほぼ平年並み」と説明している。
島別の収穫面積は、徳之島3143㌶(前年産3155㌶)、沖永良部島1765㌶(同1700㌶)、喜界島1357㌶(同1366㌶)、奄美大島557㌶(同560㌶)、与論島404㌶(同405㌶)の順。3・82%増となった沖永良部島のみ収穫面積が増えた。

