新浄水場建設へ地鎮祭

神事で鎌入れを行う今井力夫町長(30日、知名町)

水道水の硬度低減化へ
知名町

 【沖永良部】知名町は30日、水道水の硬度低減化施設を備えた新たな浄水場の建設工事地鎮祭を現地で行い、関係者40人が工事の安全を願った。施設は2026年度中の完成、27年度の運用開始を目指す。

 水源の硬度が高い同町においては、その原因である石灰成分が、配水管や蛇口に付着して目詰まりなどを起こすことが問題となっていた。

 新たな浄水場には、環境負荷が少なくランニングコストを抑えられる電気透析法(EDR法)による硬度低減化施設を整備する。施設整備に伴い、現在5か所ある浄水場を統合し、水源地についてもこれまでの9か所から4か所へ集約する。

 水源地の整備を含めた施設工事費用は33億930万円で、そのうち16億3898万円は国の補助金を活用する。23年度から始まっている管路工事の予算は7億7546万円で、そのうち国庫補助金が3億4386万円。

 神事で鎌入れを行った今井力夫町長は「水の硬度の高さが町の課題の一つだった。硬度の低減化により飲みやすい水を町民に提供できるだけではなく、多くの意味で町の活性化に役立つだろう」と述べた。