宮本商店仕入れ子豚の丸焼き
和食のデザートとして用意された「白あんたんかんゼリー」
徳之島フェアについて話す山崎副総料理長
【東京】JAあまみ徳之島事業本部と天城町、伊仙町、徳之島町はこのほど、「DISCOVER・TOKUNOSHIMA2025」と題するイベントを世田谷区のレストランで開催、約80人が参加した。徳之島の食材を使った絶品料理を堪能しながら商談会を実施、さまざまな意見を交換していた。
22年に始まった同イベントは、「商談会・夏の陣」として行われた第4弾。舞台は、三軒茶屋駅すぐのキャロットタワー26階のレストラン「オークラレストランスカイキャロット」(世田谷区太子堂4の1の1)。同事業本部と徳之島3町の役場担当者らをホストに、総合スーパー、老舗ホテル、情報処理サービス企業、青果物卸売業者の代表取締役らをゲストにしたもの。おもてなしは、徳之島の食材をふんだんに使った和洋中の絶品料理。「3町あっての徳之島。それぞれの特産品のバランスを考え、丁寧に仕上げました」(戸島裕シェフ)。
「島豚」を各料理に提供したのが、徳之島町の㈲宮本商店。代表者の宮本仁さん(62)は、「カルシウムたっぷりの石灰水、ストレスを与えない環境で育てました。さっぱりした脂が特徴です」と手塩に掛け育てた豚をユーチューブで自慢げに説明。「オークラさんのメニューに載せてもらったことは、とても意義深いですね」と振り返った。
また、ウエルカムドリンクの食材にシークニンを出したダイキチ食品取締役の荒井千代子さん(50代)は「青果物卸売業者さんからサンプルを送るよう言われました。商売に結び付きそう」と満足そう。シェフたちによって、ますます魅力あふれる徳之島を味わいながら、各テーブルでは盛んに商談がされた。
初参加した伊田正則伊仙町長は「これを機に徳之島の食材が全国に広まれば」。JAあまみ果樹部会の貞山博一会長も「徳之島のフルーツが特別だと浸透してもらいたい」と期待を寄せた。
山崎正副総料理長は「社長(正岡久光氏)が徳之島出身ですから、恥をかかせるわけにはいきませんよ」と笑顔だった。ホテルオークラのシェフたちが腕によりをかけた「奄美群島『徳之島』夏の食材フェア」は1日から31日まで、同ホテルの各レストランで提供される。

