我那覇美奈さん夢の島で恒例のライブ

多くの観覧者を前に熱唱する我那覇美奈さん
八月踊りで盛り上がる「東京山ゆり会」のメンバーと観覧者たち

八月踊りを再現
9月7日まで「ミニ奄美大島展」

【東京】奄美出身のシンガー・ソングライターの我那覇美奈さんがこのほど、江東区夢の島公園にある「夢の島熱帯植物館」でスペシャルなライブを行った。会場では黒糖焼酎も販売された。シマ唄や八月踊りも披露され、来館者らは奄美を堪能した。

恒例のライブが開催されたのは植物館前の心地よい芝生広場。折からの酷暑にも、多くの人が開催前から訪れた。「我那覇美奈presents奄美祭りinTOKYO~夢の島」と題したスペシャルなライブには、ゲストで田向美春さん、いけだむつみさん、森田美咲さん、成瀬茉倫さんからなるユニット「SIMASIMAMERODIES」が登場。シマ唄やポップスなどを披露した。また、蛇三線ロックバンドのティダは「テアライウガイ」などをパワフルに熱唱した。

ステージが夕闇に包まれる頃、我那覇さんが「夢の島は、すっかり奄美ですね」と小林俊太郎さん、鈴木正敏さんと共に拍手の中を笑顔で登場。観覧者と対話をするよう、和やかな雰囲気の中で独自の世界観を展開した。その後、暗闇の隙間に現れた三日月を背景に「月の雫」、そして夏の甲子園の定番曲「終わらない夏」をゲストらと歌い上げ、大きな拍手を浴びていた。

イベントの締めくくりは「八月踊り」。折原誠司さんら「東京山ゆり会」のメンバーらがそろいの浴衣で現れた。チヂンの音が響く中で男女が掛け合い、歌いながら踊り始めると、ハト(指笛)が飛び交い、観覧者たちも次々と参加。都会に奄美の風景が再現され、熱気があふれた。参加者は歌と踊りと黒糖焼酎に酔いしれた。

熱いライブを終えた我那覇さんは「今年もまたまたすごい盛り上がりでした。スタッフや来場者、みんなのおかげで大成功です」と言葉を弾ませた。ティダのリーダー・雄志(ゆうし)さんも「最高の盛り上がりですね」と興奮した、夢の島熱帯植物館でのスペシャルライブは17回目。同館では9月7日まで奄美市立奄美博物館の協力で「ミニ奄美大島展」を開催している。