伊集院氏が5選

無投票での当選が確定し、妻のつるみさんらとともに万歳三唱する伊集院幼氏(19日、大和村大棚公民館)

4期連続無投票 トンネル着工、道の駅構想意欲
大和村長選

 任期満了に伴う大和村長選挙は19日、告示された。現職の伊集院幼氏(64)以外に立候補の届け出はなく、4期連続無投票での5選が決まった。伊集院氏は「人口減対策、防災対策、観光振興など、道路の重要性を痛感した」と心情を吐露し、「村にはあと3本のトンネルが必要。次の任期で1本は実現させる」と5期目に向け、力強く抱負を語った。

 伊集院氏は午前8時半、村役場にある選挙管理委員会に自ら立候補を届け出た。その後、午前10時から行われた大棚公民館での出陣式に臨んだ。

 集まった支持者ら約70人を前に、人口減少対策や農業・観光振興の実績を訴え、「国、県とのパイプを生かし政策を進める。道の駅構想の基盤を構築したい。津波災害に備え、避難ルートの確立、体育館施設の再整備などを実施する」と約40分間にわたり、幅広い政策を訴えた。

 出陣式には、村議6人のほか建設・観光業関係者や地元支持者が詰めかけた。後援会長の泉有智氏(74)が「4期16年、農業・観光・福祉など、気配りと行動力で政策を実現してきた。積み残した課題解決のため、これからも支えてほしい」とあいさつ。

 藏正村議会議長も「村民の声を基に学童保育を導入するなど、子育て環境の整備に努め、人口減少対策に取り組んだ」とこれまでの政策を評価した。

 その後、全員でガンバロウ三唱。支持者らと握手を交わした伊集院氏は、選挙カーに乗り込み、村内10か所で遊説した。

 午後4時40分頃、大棚公民館に戻り最後の演説。午後5時、他の立候補者がおらず当選が確定すると、支持者らとともに万歳し、満面の笑顔で喜びを表した。

 伊集院氏は当選の一報を受け、「次の4年間へ村民の負託を受けたと受け止めている。温泉施設、クロウサギミュージアム、宮古崎トンネルの効果が出つつある。光り輝く村づくりに向け、人が行き交う仕掛けを続けていきたい」と述べた。

 当選証書授与式は25日午前10時から村役場第1会議室である。