伊仙合同中が準優勝、九州大会へ

準優勝と九州大会出場を報告した伊仙合同中チーム=25日、伊仙町役場で

町長表敬訪問し報告
全日本少年春季軟式野球・県予選大会

 【徳之島】中学野球の第17回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメント県予選大会(全日本軟式野球連盟県支部主催)は23、24の両日、日置市伊集院総合運動公園野球場を主会場に開催された。徳之島支部代表の伊仙合同中学校(面縄・伊仙・犬田布)は準優勝を果たし、九州大会への出場権を獲得した。一行は25日、伊田正則町長を表敬訪問し、結果を報告した。

 大会には県内各地区・支部代表の新人チーム(1・2年生)計12チームが出場。伊仙合同はエース守島鉄心投手(面縄2年)の力投と堅い守備陣、打線の奮起で快進撃を見せた。初戦の姶良W・FAⅠRS戦に12―2で快勝して波に乗ると2回戦は種子島中に9―4、準決勝では吾平中(鹿屋)を4―1で下した。決勝は鹿児島育英館中(日置)に0―7で敗れ、全国大会への切符は逃したものの、11月15・16日に佐賀県である九州大会出場を決めた。

 大島支部代表の赤木名・名瀬・笠利合同は、2回戦で曽於合同に11―0で勝利したが、準決勝で育英館中に1―11で敗れた。

 伊仙合同は25日、海路帰島後すぐに町役場を訪問。中学野球部監督の経験者でもある伊田町長は「正確な送球につながるキャッチボールの重要性」を指摘した上で、「失策を仲間がカバーできるチームは強い。野球だけでなく人生でも仲間の失敗を助けることが大切」と激励。幸田順一郎教育長も「優勝は逃したが、九州大会での健闘を期待したい」と祝福した。

 大倉宏太主将(面縄中2年)は「決勝は大量失点し課題が残った。九州大会に向けて守備力を克服し、良い結果を持ち帰りたい」と決意を述べた。田中将八(まさや)監督(32、面縄中教諭)は「新チーム初の県大会で粘り勝ちができたのは、守島投手の力投とチーム全体で徹底した『相手に隙を見せず、相手の隙をつく野球』の成果。今後は速球投手への対応力を強化していきたい」と語った。