東京喜界会が総会・懇親会

参加者に元気にあいさつする郡山さん

女性陣の息の合った踊りが懇親会に花を添えた

タナカアツシさんの「大島エレジー」で盛り上がるステージ

100回開催へ向け、歌や踊りでにぎわう
98歳、戦後80年に触れる

 【東京】東京喜界会(外内真一会長、川畑吉正幹事長)はこのほど、第99回総会・敬老会・芸能祭を品川区の総合区民会館きゅりあんで開催した。来賓、会員合わせ約230人でにぎわった。会場では黒糖製品なども販売された。参加者たちは、島口を交わしながら古里を思い、交流を堪能した。

 総会は泉満成さんの司会でスタート。凛々(りり)しい青年部による会旗入場、郷土遥拝などの後、外内会長が登壇。「来年の100周年が盛大に行われるよう準備している」とあいさつ。「今回で会長を辞するが、6年間のご指導に感謝している」と語った。会務報告、会計報告などが順調に終了。役員改選により新会長に森田悦史さん、新幹事長には泉満成さんが就任することなどが吉岡茂夫顧問から報告された。

 来賓を代表して隈崎悦男町長が「鹿児島~喜界便(~知名航路)が減便となり物流への影響が大きく、不安の声が聞こえている」と島の情勢などを含めてあいさつ。「サンゴ礁隆起の貴重な喜界島を子どもたちへ教えている」などと報告した。ほか関西喜界島郷友会の川畑政人会長、東京奄美会の宮地正治会長が祝いの言葉を寄せた。 

 事務連絡の後、富岡洋則さんの司会で芸能祭・懇親会へ。北川里美さんの祝い唄、友田英助顧問の乾杯で開幕。小野津茜会、志佐会女性部が息の合った踊りを展開するなど各集落が競うようにステージを演出。歌謡でも林そのえさん、出雲光一さんが熱唱すれば、タナカアツシさんもおなじみ「大島エレジー」などで盛り上げた。

 神奈川・相模原市から参加した郡山直(なおし)さんは、東洋大元教授として長らく英語を教えていた。1926年11月3日、花良治出身の98歳。「戦時中は鹿児島で西部一八部隊に所属しておりました」と戦後80年に触れた。大正生まれとは思えない、機敏な踊りで参加者の目を引いた。同席した長女・正代さん(69)は、周囲の「とてもお元気ですね」の声に笑顔で応じていた。抽選会、さらに八月踊り、六調で熱気は急上昇。孝志實顧問による閉会の辞、青年部の万歳三唱で再会を誓いお開きとなった。