旧暦の七夕、短冊に願い

正面玄関に飾られた七夕飾り(29日、奄美市笠利町の県奄美パーク)

節田保育所がササ飾り 奄美パーク

 織り姫さま、私の願いをかなえてください――。旧暦の七夕(7月7日)にあたる29日、奄美群島各地の家庭の軒先や施設の玄関先などには色鮮やかな七夕飾りが立てられ、子どもたちの願いを込めた短冊が風になびいた。

 奄美市笠利町の県奄美パークには、節田保育所(石神康郎所長、園児24人)の1~6歳児21人が集合。家族で書いた短冊をササに結び付けた。同施設で2015年から続く行事で、昨年から保育園児を招き行われている。

 「コーカサスオオカブトのオスもメスも飼えますように」と書いた峰元祐來(たすく)君(5)は大の昆虫好き。カブトムシを幼虫から成虫に育てた経験者で、保育所では〝昆虫博士〟と呼ばれている。「大きく強く育てたい。ゴールデンヘラクレス(アニメのキャラクター)にする」と壮大な夢を語った。

 他の園児たちの願いは、「1年生になりたい」「おりこうさんになれますように」「やさしい警察官になる」―とさまざま。

 「ママから」の切ない願いもあった。「一回で話を聞いてくれますように」「反抗期になりませんように」「ピーマンを食べますように」――。

 飾り付けを終えたササは正面玄関前に飾り付けられた。館内のイベント広場には、一般の入場者が書いた短冊が下がった4本のササも風情を誘っていた。来月4日まで楽しむことができる。