サーフィン通じ、足元の自然学ぶ

波乗りを楽しむ子どもたち

 

 

 

漂着物について考えた環境学習

 

 

 

体験や環境学習、安全教室
NEDI ビラビーチでキッズイベント

 

 

 

 一般社団法人NEDI(碇山勇生代表理事)主催のキッズサーフィンイベント「ナンため、ワンため、マガンため」が30日、龍郷町赤尾木のビラビーチであった。参加した小中学生25人は、サーフィン体験や環境学習を通じて、足元に広がる島の宝の海や自然を見つめ直した。

 ナン(祖父母)、ワン(自分)、マガン(子や孫)の3世代が、奄美の豊かな自然や海を残し、次世代へつなぐことを願う子ども向け環境教育イベントで、今年3回目。環境学習、海の安全教室、サーフィン体験の3部制で、それぞれの専門家らが手ほどきした。

 エコツアーガイドの古株聖也さんが講師の環境学習では、浜辺に打ち寄せられた漂着物を表す「ゆりむん」をテーマに、漂着ごみの影響や自分たちができることなどをグループワークで考え、発表し合った。奄美ウォーターパトロールゼノ代表の武照幸さんが指南した海の安全教室では、海に入る時は「天気」「風」「潮見(満潮・干潮)」に気を付けることなどを学び、沖に流された時に助けを待つ浮き方なども実践した。

 プロサーファーの鳥海航希さんによるサーフィン体験では、サーフボードの上に腹ばいになって水をかく「パドリング」などの基本練習を陸でした後、一斉に奄美ブルーの海へ。子どもたちは、初めは何度もボードから落ちたものの、やがてはすくっと立ち上がるなど、見事に波乗りを楽しんでいた。

 サーフィン歴1年目だという朝日中2年の今村緋那子さん(13)は「足幅を広くとアドバイスを受けてから乗りやすくなった。ビーチクリーンなどを心掛けながらこれからも奄美のきれいな海を守っていきたい」と笑顔だった。

 碇山代表理事は、3回目のイベントに「1、2回目に参加していた子が、初めての子に教える姿も見られるなど、いい循環も生まれてきている」と振り返り、「子どもたちが目の前にある海や自然を次の世代につないでいくきっかけになれば」と期待を込めていた。

 イベントに先駆けては、親子らがビーチクリーンで汗を流した。