地元介護人材獲得へアピール

事業所の担当者(奥)から説明を受ける学生たち

奄看学生も熱心に
奄美市で採用ガイダンス

 介護業界で働きたい求職者向けの合同企業説明会「介護施設採用ガイダンス」が2日、奄美市名瀬のアマホームPLAZAであった。奄美大島内に事業所を持つ6ブースが出展。来春卒業する学生らに仕事内容や会社の特色をアピールした。

 地元人材の雇用マッチングを目的に、県老人福祉施設協議会大島支部(村田勇樹会長、23事業所)が主催。この日は一般求職者のほか、奄美看護福祉専門学校のこども・かいご福祉学科の1~3年生37人にも声掛けし、大勢の学生も訪れた。

 売り手市場が続く中、各事業所のブースでは採用担当者や若手社員らが「働きながら資格取得の支援が受けられる」「地元の仲間と一緒に頑張ろう」などと人材獲得へアピール。学生らは給与や福利厚生の説明にも熱心に耳を傾けながら、それぞれの思いを込めた質問を繰り返していた。

 同学科の谷村志寿江学科長によると卒業予定の3年生11人のうち7人が島での雇用を考えているという。島に残るという3年の政村紫音さんは「地域や場所によって(事業者にも)特色や違う魅力がある。保育士や障がい者の分野にもやりがいを感じており、しっかりと考えたい」と話していた。

 奄美佳南園(奄美市名瀬)の村田会長は「全国的にも業界の働き手は減っている。視点や視座を変えて(就業者が)取捨選択できるようにしていくことが大事」と述べ、「若い人の思いを聞き、選ばれる職業にしていく。勉強の場としても生かしてほしい」と話した。