応援の部で最優秀賞を飾った伊津部地区の演舞(7日、奄美市名瀬の大島高校)
むかで競争に挑む生徒たち
今年も奄美群島に「運動会」の季節がやってきた。7日は奄美大島と徳之島の四つの高校で体育祭が行われた。この日は天候にも恵まれ、気温も30度を超える暑さの中で各校の生徒たちはそれぞれの練習の成果を十分に発揮し、全力で競技に取り組んだ。
奄美市名瀬の大島高校(堂薗幸夫校長、生徒635人)では同校の上部グラウンドで第76回体育祭を実施した。生徒たちは出身中学校別の金久、伊津部(名瀬中、島外在住含む)、中南(大和村、宇検村、瀬戸内町出身)、笠龍(奄美市笠利町、龍郷町)、上方(朝日、芦花部)、下古(小宿、大川、崎原)の計6地区に分かれて同校の名物の応援団の演舞やむかで競争など全14種目で熱戦を展開。保護者や同窓会関係者らが見守る中、生徒たちは珍プレー、好プレーで暑さを吹き飛ばした。
閉会式で堂薗校長は「毎日一生懸命頑張る生徒たちです。これからも応援をよろしくお願いします」などと述べ、「感動しました。『大高、ダイナミックです』」と総括した。
競技の部では上方地区が3連覇し、応援の部では伊津部地区が優勝を飾った。
競技の部で連覇を飾り、選手宣誓も担当した上方地区責任者の伊藤快隆(かいりゅう)さん(18)は「自分が優勝旗を返して体育祭がスタートし、閉会式で再び手にすることができてうれしい。地区のメンバー一人一人が輝いていた。競技を全力で楽しめた」と語り、応援の部で優勝した伊津部地区の平翔之佑(しょうのすけ)団長(18)は「7月からみんなで練習を積んできて、やれることはやってきた。他の地区もいい演舞をしてきて互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながら優勝できたことはうれしい。努力が報われた」と笑顔で話した。
各地区の結果は次の通り。
▽競技の部 ①上方185点②中南173点③伊津部153点④金久149点⑤下古135点⑥笠龍87点▽応援の部 ①伊津部746点②中南731点③上方、笠龍725点⑤金久713点⑥下古678点
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13日は奄美市笠利町の大島北高、瀬戸内町の古仁屋高校でそれぞれ体育祭を予定している。喜界、沖永良部、与論の3校では6月に体育祭を実施した。

