練馬奄美会が最後の総会・懇親会

シマ唄と踊りで大いに盛り上がる会場


最後の記念写真に納まる参加者たち

閉会惜しむ声も
「中村小との交流は続く」

 【東京】練馬奄美会(山田達朗会長、増田功幹事長)はこのほど、「第45回練馬奄美会総会・懇親会」を練馬区本庁舎の多目的会議室で開いた。来賓、練馬区在住の会員ら合わせ約90人が出席、大盛況となった。今回で最後とあって、笑顔で島口を交わしながらも閉会を惜しむ声も聞かれた。

 同会は、奄美出身の田畑健介区長を励ます会として1975(昭和50)年に創設されたもの。最後となる会には、名瀬小学校と友好を結んでいる練馬区立中村小学校の中村直人校長、同校OBの小林みつぐ練馬区議らも顔をそろえた。郷土遥拝に続いて山田会長は「区長の応援と郷土に寄与する思いで作った会は今回で終了するが、中村小学校との交流は続いていく」と感慨深げに語った。津田和紀顧問の司会で元田康子さんが会計報告、齋藤直美さんが会務報告、嘉藤広子さんが会計監査報告をした。

 来賓を代表して東京奄美会・宮地正治会長が登壇。「閉会はとても残念だが、奄美出身者という自信と勇気を持って、今後も共に頑張ろう」と呼び掛けた。奄美市東京事務所の赤崎広和所長は「豪華客船の乗客に応対したところ、練馬区の方だった」と紬観光課時代のエピソードを紹介した。

 また、中村校長は2023年にあった名瀬小学校の150周年式典出席を振り返り「奄美のおもてなしと人の優しさをはっきりと覚えている。鶏飯がとてもおいしかった。今、学校では毎年『奄美交流給食会』を実施している」と報告した。奄美群島日本復帰の年に同校の児童が「少年使節団」として名瀬小学区を訪れたのをきっかけに両校は交流を続けている。奄美で歓迎会に出席、現在両校の友好を支援する会の会長・島岡稔さんは、「少年使節団」で来島した高橋孝泰さんの息子・高橋文明さん(52)と共に出席、当時の模様を参加者へ説明した。

 大村康二幹事の司会、杉茂蔵相談役の乾杯、池田麗奈さん、小幡美紀さんの祝い唄で懇親会へ。折原誠司さんら「東京山ゆり会」がシマ唄を、築秋雄さんがロックを熱唱。ほか、甘味けんじさんの坊主漫談、屋宮弘孝さんが歌謡ショー、島らっきょうの物まね、「たくあん」はアラビアンナイトなど盛りだくさんにステージを飾った。

 大盛況となった会場は、八月踊り、六調でフィナーレへ。津田顧問の閉会の辞に続いて笑顔で最後の集合写真となった。