奄美を描く美術展大賞に輝いた作田浩二さん(奄美市名瀬)の作品「あと少し」
田中一村記念美術館賞の丸山良二郎さん(鹿児島市)の作品「晩秋」
第24回奄美を描く美術展(同実行委員会主催)の審査結果が2日、発表された。大賞は作田浩二さん(奄美市名瀬)の水彩画「あと少し」、準大賞の田中一村記念美術館賞は、丸山良二郎さん(鹿児島市)の水彩画「晩秋」に決まった。
同美術展は、奄美の文化や観光の発展などを目的に毎年行っている。奄美群島内56人を含む全国の15~85歳までの93人から計136点が応募。大賞、準大賞、優秀賞3点、佳作5点の入賞作品のほか、入選作品50点も選ばれた。
種類別の最多は油彩の43点で、アクリル・水彩64点、日本画10点と続いた。応募者年代別では70代が27人と最も多かった。
審査員長は、北海道出身の銅版画家で武蔵野美術大学名誉教授の池田良二さんが務めた。「作者それぞれが感じる奄美の湿度、風土性がどの作品にも表現されている。とにかく色彩が豊かだ。常に新しい試みに取り組んでほしい」と総評した。
作品展は、奄美市笠利町の県奄美パーク・田中一村記念美術館企画展示室で11日~11月9日まで。巡回展は、宇検村生涯学習センター「元気の出る館」多目的ホールで、11月28~30日を予定している。
大賞、準大賞以外の入賞者は次の通り。(敬称略)
【入賞】▽優秀賞 末次宏二美(東京都)「奄美海中市場へようこそ」、藤本信司(奈良県)「秒夏の刻(安徳にて)」、栄俊久(奄美市名瀬)「成人式」▽佳作 酒井ゆみ子(東京都)「花の旅・あまみ」、餅原宣久(鹿児島市)「時感―AMAMI2025」、城瑠那子(長崎県)「奄美の夜」、南朱乃(和歌山県)「初めての龍郷」、中田久男(奄美市名瀬)「Memories of the leaves」

