奄美大島、秋の献血始まる

巡回バスで献血に協力する住民たち

17日まで島内10か所 「ご理解と協力を」

 2025年度第1回奄美大島地区の献血が8日、奄美市名瀬の県大島支庁を皮切りに始まった。17日までの7日間で島内10か所を献血バスが巡回。担当者らは「輸血用血液は有効期間が短く、常に献血者を必要としている。一人でも多くのご理解と協力を」と呼び掛けている。

 奄美大島地区の献血は、毎年春と秋に行っている。初日は、県大島支庁(午前)と県立大島病院(午後)の2か所を巡回。同職員や近隣住民らが巡回バスに乗り込み、採血に協力した。

 前回の奄美大島地区では、目標を上回る625人(採血566人)が協力した。今回は610人を目標に掲げている。

 採血基準(400㍉㍑)は、男性17~69歳、女性18~69歳でともに体重50㌔以上が条件。献血にあたっては、十分な睡眠や食事をとった上での来場を求めている。

 9日以降の巡回日程は次の通り。

 ▽11日 奄美建設会館(午前9時~正午、午後1時半~同4時半)▽12日 ビッグⅡ奄美店(午前10時~同11時45分、午後1時~5時)▽14日 宇検村役場(午前9時~同11時半)、奄美警察署(午後2時~同4時半)▽15日 奄美市役所名瀬総合支所(午前9時~正午、午後1時半~同5時20分)▽16日 瀬戸内町役場・きゅら島交流館(午前9時~午後1時半、午後3時~同4時半)▽17日 奄美市笠利総合支所(午前9時~正午)、龍郷町役場(午後2時~午後5時)