定例会に参加したヨロン島観光協会の川畑充男代表理事(左から2人目)と与論町の山下哲博副町長(左端)=9月30日、沖縄県本部町(提供写真)
フライ&クルーズinパーク構想推進協議会に加盟
ヨロン島観光協会
【沖永良部】ヨロン島観光協会(川畑充男代表理事)は9月30日、沖縄北部地域の活性化を目指す「Fly&Cruise in park(フライ&クルーズinパーク)構想推進協議会」に加盟した。沖縄北部地域と奄美群島が連携した新たな観光ルートの創出を狙う。
同協議会は、「航空(Fly)」「海上交通(Cruise)」「地域観光」の三つを軸に、沖縄北部エリアをテーマパークに位置付けた観光コンテンツの造成などを目的に今年5月に設立された。
加盟団体は、本部港を拠点に物流サービスを展開する北部港運や、今帰仁村に7月開業した「ジャングリア沖縄」を運営するジャパンエンターテインメント、本部町観光協会、ANA、マリックスライン、マルエーフェリーなど、ヨロン島観光協会を含め10事業者。
同協議会に加盟したヨロン島観光協会は、ジャングリア開業による沖縄北部の観光客数増加を見据え、沖縄北部地域の関係機関との連携強化を図るとともに、奄美群島への広域周遊観光ルートの実現に向け取り組んでいく。
30日に本部町の北部港運で定例会があり、川畑代表理事と与論町の山下哲博副町長が出席し、協議会への加盟が承認された。
川畑代表理事は「沖縄北部との連携が形になった。県ではなく圏として、奄美や沖縄の島々を観光客が楽しく巡ってもらえるような観光コンテンツを作っていきたい」と話した。

