垣根超え会員に活気

レクリエーションを楽しむ奄美市老人クラブ住用支部の会員たち

 

 

 

冷たいそうめん流しに笑顔を見せる会員たち

 

 

 

市老ク住用支部 レクやそうめん流し
地区交流会が初開催

 

 

 

 奄美市老人クラブ住用支部(山田紘一会長、会員415人)主催の第1回住用地区会員交流会&そうめん流しが13日、同市住用町の奄美体験交流館であった。レクリエーションや食事を通じた地区会員の交流会は初の試み。参加者46人は、互いに親睦を深めながら活気に満ちた時間を楽しんだ。

 地域老人クラブの会員数減少が続くなか、集落の垣根を越えて親睦を深めようと初開催。イベントは同館の実和則館長が司会を務め、会員らが一緒に体を動かした後、冷たいそうめんを堪能した。

 紅白のチーム戦で繰り広げたレクリエーションでは、新聞紙引き寄せリレー、ボール運びリレーといった多彩な競技が用意され、会員らが笑顔で汗を流した。スティックを使ってボールを運ぶグラウンドゴルフリレーでは、ホールワンのたびにガッツポーズが飛び出し、仲間とハイタッチで喜んでいた。

 青空の下で行われたそうめん流しでは、会員らが箸を手にといの横に並び、勢いよく流れてくるそうめんを待ち構えた。テントの下では、氷で冷やされたそうめんを口にしながら、談笑を楽しむ姿が見られた。

 渡邉カヅエさん(66)は、「今までになかったイベント。来年からはもっと大勢で楽しめるよう仲間を引っ張ってきたい」と笑顔だった。

 山田会長は「この施設を拠点にできることをと考えた。親睦はスムーズで、みんな笑顔が弾けていて良かった。2回、3回と回を重ねることで輪を広げていきたい」と話した。

 レクリエーションは23点を獲得した紅組が優勝。同館の入浴無料券などが贈られた。