8年ぶりの選挙戦に突入した龍郷町長選(気勢を上げる支持者ら)
任期満了に伴う龍郷町長選挙は21日告示され、いずれも無所属で3期目を目指す現職の竹田泰典氏(73)=瀬留=、新人で会社経営の樋脇昭和氏(67)=中勝=(届け出順)の2氏が立候補した。現職と新人による一騎打ちで、8年ぶりの選挙戦に突入した。投開票日は26日。
立候補の受け付けは午前8時半から役場第一会議室であり、竹田氏陣営が先に届け出、その後樋脇氏が届け出を行った。両陣営は出陣式を開き、候補者が第一声を上げた。
竹田氏は今年3月の町議会定例会で「目指す『町民と共に創るたつごう』には道半ば。町の活性化のため、町政を担うことが責務と考える」と立候補を表明。樋脇氏は7月末に立候補を表明し、現職の政策運営を批判した上で、「ガラス張りの町政運営を目指す」とした。
掲げる公約は、竹田氏が「住み続けたいまちへ 地域と共に」をスローガンに、▽子どもたちが健やかに育ち、未来に希望がもてるまち▽全ての住民が安全安心に暮らせるまち▽地域資源を生かした産業振興と人材を育てるまち▽生物多様性豊かな自然環境と伝統文化を生かした魅力あるまち▽地域で支え合う住み続けられるまち―が柱。町政の争点となっている町保健福祉センター「どぅくさぁや館」の改修については、国の交付金を導入して温泉源を活用した「多世代交流センター」として推進。3中学校の統廃合も計画通り進め、教育環境充実につなげていく。
樋脇氏は「町民の声をよく聞いて町政に取り入れます」をスローガンに、▽観光客や子どもから高齢者まで楽しめる観光施設整備▽町内の国道・県道沿いの農地法による規制の解除を進め、住宅・店舗を増やし活性化▽秋名地区周辺と奄美市とのトンネル早期実現―などを公約に掲げる。争点の保健福祉センター改修は「何十年と財政負担が予想される。白紙に戻し、町民・議員と検討」、中学校の統廃合は赤徳中について「急ぐ必要はない。白紙に戻し、赤徳校区の保護者、町民、関係者と検討」といずれも白紙化を打ち出している。
二つの争点については町民の関心も高いが、選挙結果が推進・見直しにつながりそう。
期日前投票は22~25日にあり、町生涯学習センターりゅうがく館講堂で午前8時半~午後8時まで。投票は26日午前7時~午後6時まで町内10か所で。午後7時半からりゅうがく館講堂で即日開票される。
今月20日現在の選挙人名簿登録者数は4861人(男2290人、女2571人)。

