国際サシバサミット、25日開幕

約150人の関係者が出席した「国際サシバサミット2025in宇検村奄美大島」ウェルカムパーティー(24日、奄美市名瀬)

前日にウェルカムパーティー
「新たな未来に踏み出す一歩」

国境を超えて渡りをする絶滅危惧種サシバの保全を目指す、「国際サシバサミット2025in宇検村奄美大島」(同実行委員会主催)が25日、宇検村総合体育館で開幕する。前日の24日夜、奄美市名瀬の奄美観光ホテルでウェルカムパーティーがあり約150人が出席。繁殖地、中継地、越冬地にあたる国内外の関係者らがサミットの成功を願い交流を深めた。

この日、サミットに参加する関係者の多くが奄美入り。宇検村の職員らが奄美空港へと向かい、サミットとパーティーに出席する関係者を出迎えた。

パーティーで元山公知村長は「サミットで意見交換や交流を通じて、国内外の生息地がより強く結ばれ、サシバと私たちが新たな未来に踏み出す一歩となることを期待する」とあいさつ。来賓祝辞で塩田康一県知事は「サミットでは、それぞれの地域が高い課題や先進的な取り組みを紹介していただく、有意義な情報交換や議論を期待している」と述べた。

ほかにも地元唄者のシマ唄や八月踊りなど交えて黒糖焼酎でもてなし、出席者は国内最大とされる越冬地の文化を堪能した。

サミットの日程は2日間。25日は、基調講演や海外、地元小中学生らによる保全活動を報告。26日は、「首長サミット」や奄美大島5市町村による保全への取り組みを約束する「サミット宣言」を予定している。