南国にも秋の気配

南国にも秋の気配を告げ始めたサキシマフヨウの花=29日、徳之島町白井で

徳之島でサキシマフヨウ咲く

 【徳之島】徳之島でも29日、今季最低気温となる21・4度を観測した(午前5時過ぎ、アメダス伊仙)。奄美群島の中山間地域では「サキシマフヨウ(先島芙蓉)」の花が開花し、「ミイニシ(新しい北風)」と呼ばれる強めの北東の風に揺れながら、常緑の野山に涼やかな彩りを添えている。

 南西諸島の海岸地から中山間地域にかけて自生するアオイ科の植物で、花はハイビスカスに似た「一日花」。今夏も地球温暖化の影響で全国的に猛暑が続いたが、白く淡い花弁は〝南国の秋〟の深まりとともにやわらかなピンク色を深めていく。

 実業団陸上部など国内トップレベルのアスリートたちが集うスポーツ合宿のメッカの同島。涼しい「ミイニシ」にのって今季第一陣も来島した。