黒糖焼酎の魅力を解説する前川さん(右)と比嘉さん
多くの聴衆を前にシマ唄を熱唱する里さん
自慢の銘柄で来場者に試飲を勧めるスタッフら
【東京】千代田区の交通会館で1日、2日に「南の島酒交流祭・琉球泡盛×黒糖焼酎」が開催された。イベントは「奄美黒糖焼酎女子倶楽部試飲会」「沖縄×奄美群島・民謡ライブ」のほか、奄美群島の特産品販売も行われ、多くの客でにぎわった。
同イベントは、一般社団法人・奄美群島観光物産協会が主催。有楽町駅前の東京交通会館であった。「本格焼酎&泡盛の日」(11月1日)に合わせた取り組みの一環として行われたもの。
沖縄からは泡盛コンシェルジュの比嘉康二さん、奄美からは、酒屋まえかわ(奄美市名瀬)の二代目・前川健悟さんが「酒のプロ」として登場。泡盛と黒糖焼酎の成り立ちや原料の違いなどを解説。また減圧蒸留、常圧蒸留、樽(たる)蒸留などを分かりやすく説明した。参加者は用意された、奄美のソデイカや黒糖を口にしつつ、試飲した。都内から参加したという、小野寺龍一さん(37)、美乃(よしの)さん(34)夫妻は「黒糖焼酎は、ふくよかで優しい味わい。これを機に奄美に行きたい」と仲良く感想を口にしていた。
前川さんは「泡盛と一緒にイベントをすることで、黒糖焼酎を多くに知ってもらえたと思う」と初のコラボレーションを満足げに振り返った。観光物産協会の有川紋可さんも「黒糖焼酎をさらにPRしていきたい」と手応えを話した。東京交通会館前のサンプリングエリアでは、奄美群島特産品販売のほか、18銘柄の黒糖焼酎が並べられ「奄美黒糖焼酎女子倶楽部」による試飲会も実施。試飲で気に入った黒糖焼酎を求める来場者でにぎわった。
また、「沖縄×奄美群島・民謡ライブ」では沖縄の金城色さん、奄美出身の唄者・里歩寿さんが交互に熱唱。それぞれの古里を唄でアピールした。里さんは、ワイド節などで聴衆を魅了していた。千葉・船橋市からやって来た浦海(ほつみ)浩二さん(50)、栄大さん(10)親子は、葛飾区で数年間に開催された「寅さんサミット」で加計呂麻島を知り奄美ファンになったという。「今日もシマ唄を聴くのが楽しみです」と里さんの目の前に陣取ってライブを堪能していた。

