JAあまみ徳之島地区きび部会

「持続可能なきびづくり」へ。JAあまみ徳之島地区さとうきび部会総会=10日、同JA徳之島事業本部(提供写真)

3町キビ見込み5期ぶり「18万㌧台」予想
「持続可能なキビ作り」採択

【徳之島】JAあまみ徳之島地区さとうきび部会(大竹勝人部会長、会員約1650人)は10日、徳之島事業本部ホールで2025年度総会を開き、24年度活動報告や25年度活動計画など全議案を承認した。併せて「儲かる・持続可能なさとうきび作り」へのスローガンを採択。25/26年期の島内3町の生産見込み量は18万2500㌧となり、5年ぶりに「18万㌧台」確保を見込む。

総会には、徳之島町と伊仙町の生産者ら約210人のほか、行政や製糖会社など関係機関が出席。開会あいさつで大竹部会長は、25/26年期の収穫・製糖に触れ「適正管理による単収向上のためにも、早期の製糖開始と3月下旬までの終了を目指したい」と関係機関に協力を呼び掛けた。

24年度(24年10月1日~25年9月30日)の活動報告によると、24/25年期産は、6月下旬から干ばつやバッタ被害が発生し、増産基金の発動を求めたものの「認識のずれで対応が不十分だった」と課題を指摘。徳之島さとうきび生産対策本部を通じ、県糖業振興会へ「早期対応とルール整備」を要望した。8月以降については適度な降雨にも恵まれて生育が回復し、「前年を上回る生産が見込める」と期待。

また、沖縄県と鹿児島県(種子島・奄美群島)の生産者組織間の連携を進め、価格形成や担い手確保、農地集積、機械導入などの課題解決に向け「強いさとうきび・儲かるさとうきび」「次世代に継承できる産業づくり」を目指す方向性も示した。

25年度の活動計画では、①単収向上②担い手育成③環境と調和した農業の推進④農業共済制度の活用などを重点施策に諸活動を推進。ほぼ同趣旨のスローガン5項目を採択した。

資料で示した今月1日時点の24/25年期の生産見込み量では、徳之島町5万5100㌧(前期実績比2693㌧増)、伊仙町5万7500㌧(同3577㌧増)、天城町6万9900㌧(同4786㌧増)。3町合計で18万2500㌧と、前期を1万1057㌧上回り、5年ぶりの18万㌧台回復が期待されている。