チヂンは子どもたちにも人気。平田さんの唄に合わせてたたく姿も
【東京】本場奄美大島紬販売協同組合では1、2日、吉祥寺のアカデミア吉祥寺plusで大島紬フェアを開催した。第2回目となる今回は機(はた)織り機も会場に設置し、機織り体験も。販売協組からははじめ商事の元允謙(ただあき)さんと夢おりの郷の南晋吾さんが上京、また平田まりなさん(29)のシマ唄ライブも開催され、着物ファンやシマ唄ファン、奄美ファンでにぎわった。
初日の午前11時からのシマ唄ライブでは、歓迎の唄と紹介して「朝花節」でスタート。旧正月に奄美市笠利町の須野集落で歌われる手遊び歌「うんにゃだる」を紹介し、来場者全員で手遊び唄を楽しむシーンも見られた。平田さんは「今日着ている着物は祖母の着物、受け継がれていく家宝になる織物です」と大島紬をアピールするシーンも。元さんが機を織り、そのオサ音に合わせて、平田さんが「糸繰り節」を歌うという、カリフォルニア奄美会の50周年に披露する予定のオサ音とシマ唄のセッションもあった。
ライブ後には、来場者らは店内所狭しと並べられた反物や、大島紬の小物、物産などに興味深く見入っていた。
白を基調とした紬姿でさっそうと来場していた平井雄髙さん(43)は「大の奄美ファン、月一ぐらいで奄美に行っています。これは大好きな与論の百合ヶ浜をイメージして、布のデザインからオーダーメードで作ってもらいました」。
会場のオーナーの沢田めぐみさんも奄美で購入したという大島紬を着用。「去年、奄美を旅行したときに体験した機織りで大島紬のファンになりました」。その縁での開催となっている。「今回は100反持ってきました。開催することで、大島紬を見せることができる。大島紬を着て出掛ける機会にもなってほしい」と南さんは話した。

