「染め物教室」

染め液にTシャツをひたす参加者たち(15日、奄美市名瀬の県立奄美少年自然の家)
世界に一つしかないTシャツを作った児童ら

世界に一つの作品完成
自然の家 親子連れら参加

奄美市名瀬にある県立奄美少年自然の家(池亀麗哉所長)で15日、「染め物教室」があった。藍染めと草木染めに親子連れら105人が参加。職員のアドバイスを受けながら世界に一つのオリジナルTシャツを仕上げた。

染め物教室は同所主催事業で奄美ならではの染め物体験を通して、家族との触れ合いや参加者相互の交流を深めることが目的。今回は10月に続いて2回目の開催となった。

参加者は草木染め(フクギ・テーチギ)、(鉄・銅媒染(どうばいせん))と藍染めの二つに分かれて実施。

45人が参加した藍染めでは自然の家の職員が藍染めについて「原料の藍には防虫や消臭効果もあり、汗の酸化に強く、生地を丈夫にして長持ちすることから剣道衣や袴(はかま)に使用されている」などと説明。また、棒絞り、巻き上げ絞り、よろけ絞りの3種類の絞り方でそれぞれ異なる模様が出来上がることから、参加した親子連れらは職員の手を借りながら、白いTシャツに染めたくない部分にビニールひもをくくり、藍染染料が入った容器につけたあと、空気に触れ、時間の経過とともに緑色から藍色に色が変化していく様子を楽しみ、独特なにおいとも戦いながら、さまざまな模様が描かれた世界に一つしかないオリジナルTシャツを完成させた。

家族5人で参加した龍瀬小5年の平田萌峰(もね)さん(11)は「今回で4回以上の参加。意外と白模様が少なく、思い通りに作るのが難しかった。次はリベンジして思い通りの作品にしたい」と話した。

池亀所長は「参加者の皆さんが思い思いのデザインを仕上げて満足していると思う」と語り、「染め物教室は今後も引き続き開催していく予定で、経験された方も初めての方も参加していただけたら」と話した。