講師を務めたナディーヤ・ツビリュークさん(右)とマリアさん(左)の姉妹(15日、知名町)
ナディーヤさん姉妹が講師
知名町で特別講座 戦争の終結祈る
【沖永良部】知名町公民館講座・特別講座「ウクライナを知ろう」が15日、知名町あしびの郷・ちなリハーサル室であった。地域住民ら10人ほどが参加。ウクライナの自然や文化のほか、ロシアから侵攻を受け続けている現在の状況について理解を深めた。
同町公民館講座「大人のカンタン英会話講座」の特別講座として開催。ウクライナ人のナディーヤ・ツビリュークさん(36)とマリアさん(21)の姉妹が講師を務めた。
ウクライナの歴史文化や自然、音楽を紹介したナディーヤさんは「国旗のブルーは空、黄色は小麦畑やヒマワリを表している」と話し、「戦争が起きるまで、肥沃(ひよく)な土がウクライナの国土にたくさんあることを知らなかった」と説明。さらに、ロシアのウクライナ侵攻後、破壊された街の様子を写真で見せ「前の生活には戻れない。早く戦争が終わり、日本に戦争が起こらないことを祈っている」と述べた。
参加した男性は「戦争が始まって3年が過ぎている。自分たちにどんな支援ができるか考えたい」と語った。
ナディーヤさんは「日本の人は親切で、たくさんの支援をもらった。ウクライナの旗を掲げてくれたり、『頑張って』と声を掛けてくれたりする人もたくさんいる。うれしいし、励まされる」と話した。
このほか、ウクライナ語講座も行われ、「ヴィターユ(こんにちは)」「デャークユ(ありがとう)」などの言葉を使った自己紹介の仕方を教えた。

