天城町教育文化の町推進大会

幅広い世代の共演で会場を和ませた西阿木名集落の伝統芸能「あぎなくどぅき」(オープニング)=16日、天城町

連携・協働の在り方を探る
癒しのオープニングにも拍手

 【徳之島】第3回天城町教育文化の町推進大会(同推進会議主催)が16日、同町防災センターで開かれた。大会テーマは「ユイの心と郷土愛で連携・協働~家庭・学校・地域及び各事業所等が連携する町を目指して~」。町内4地区推進協議会による事例発表や講演を通じ、時代に合わせた協働の形を考えた。

 大会は、推進会議(会長・森田弘光町長)の再編後3回目。前身の「町教育文化振興の町推進会議」が1989(平成元)年に設置されて以来、実質37年目となる。今回は西阿木名地区推進協議会(仲恵会長)が主管し、家庭・学校・地域・事業所の関係者らが参加した。

 開会では、主管地区・西阿木名集落の伝統芸能「あぎなくどぅき」が披露され、西阿木名小中の全児童生徒ら含む約40人が舞台に立ち、伝承活動の成果を示した。

 続く事例発表には、南部(家庭づくり)、西阿木名(学校づくり)、北部(地域づくり)、中部(OSOS運動=あいさつ・進んで学ぶ・思いやり・スポーツ)の各協議会代表が登壇した。

 学校づくり部門では、西阿木名地区が25年間続け、全国に応募者を広げてきた「ユイ結いレター」コンクールを紹介し、協働による教育・文化推進の意義を強調。地域づくり部門では、樟南二高の福林祐樹さん(3年)と麓優翔さん(2年)が発表。若者の島離れや少子高齢化が続く中、高校生らが主体的に地域イベントへ参加し、活性化に貢献している取り組みが紹介され、会場から大きな拍手が送られた。

 講演では、著書『よかれと思ってやったのに―男たちの「失敗学」入門』などで知られる文筆家で桃山商事代表の清田隆之氏が「こんなところにジェンダーが!?~日常のモヤモヤから考える男女平等のこと~」と題して語り、参加者は日常に潜むジェンダーの課題についても理解を深めた。