黒糖焼酎を来場者に試飲で案内するスタッフ
イベントには奄美の味として島バナナも用意された
【東京】千代田区の東京交通会館で7日、8日に「龍郷町・奄美大島フェア」が開催された。黒糖焼酎をはじめ、島バナナなどの果物や、シブリ(トウガン=冬瓜)など野菜のほか、海産物やジャムまで多くの特産品が用意された。バラエティーあふれる商品を求め、来場者でにぎわった。9日には、東京奄美会総会・芸能祭会場でも販売された。
同イベントは、伴走型小規模事業者支援推進事業補助金を活用したもの。龍郷町商工会が主催し、有楽町駅前の東京交通会館1階の屋外イベントスペースであった。奄美からは、㈱あいかな、㈲高野食品、㈲山田酒造、町田酒造㈱東京事務所、龍郷町(島育ち産業会館)が参加した。
自家製糖した黒糖、黒糖を使った伝統的なおやつ「ふくらかん」、黒糖焼酎などのほか、トビンニャ(マガキガイ)、生モズク、島ラッキョウなど山海の幸もずらり。合計約70品目が並べられた。黒糖焼酎の利き酒や本場大島紬缶バッジプレゼントもあった。龍郷町商工会の経営指導員・坂元広幸さんによれば、同町としての取り組みは初めて。「7割以上が奄美を知らない印象ですが、これを機に多くに知ってもらいたいですね」と熱い視線を送っていた。
奄美を何度か訪れたという、足立区の広瀬みゆきさん(69)は「とても懐かしいですね」と品定め。千葉・松戸市の染野緑さん(53)は、SNSでイベントを知った。「大島紬はすてきで、黒糖焼酎も大好きです。まだ行ったことはありませんが、奄美の塩でパパイアを調理します」と笑顔で話した。
午後には売り切れる品が続出。「9日まで持たないかも」のうれしい悲鳴も聞こえるほど。奄美からやって来た特産品に来場者が興味を示し、終日にぎわった。

