大勢の来場者でにぎわった「2025せとうちデジタルフェア」(30日、瀬戸内町古仁屋)

会場ではイベント以外にもスマホの操作を案内する参加企業もあった
デジタル技術に親しみ、楽しさを体験するイベント「2025せとうちデジタルフェア」(瀬戸内町主催)が30日、同町古仁屋の「せとうち海の駅」などで開かれた。会場には「AI」「IT」「ロボット」など、最新のデジタル技術を用いた体験コーナーを設置。家族連れを中心に大勢の来場者が訪れた。
イベントは町総務企画課DX(デジタルトランスフォーメーション)推進室が企画し、町で導入するオンライン申請や遠隔相談システムなど、デジタル技術の利便性に楽しく触れてもらおうと企画。昨年に続き2回目。町のほか島内外の企業7社が参加した。
会場では、電子黒板や翻訳ディスプレイ、ながらスマホの体験VRなど、デジタル技術を体験するコーナーや、「eスポーツ」大会、コマ撮りアニメなどの制作ブースも展開。同町古仁屋の複合施設「ma+chiii(マッチィ)」のコーナーでは、子どもたちがキーボード操作でゲームを楽しむなど、来場者は世代を問わずデジタルへの親しみを深めた様子だった。
同町古仁屋の高野正人さん(71)は「デジタル技術で遠隔診療が受けられることを知り、特に瀬戸内町で必要な技術では」とし、「スマートフォン(スマホ)の操作を教えていただき大変助かった。今後もイベントを開いていただければ」と話した。
会場近隣の大湊緑地公園では町所有ドローンの操縦体験を開催。古仁屋小4年の祝紳太郎君(9)は「操縦は3回目ぐらいだけど、上手く飛ばせたと思う。将来はデジタル関係の仕事を目指したい」と笑顔を見せた。
町は今年11月、町「総合デジタル化住民サービス向上事業」が県主催「鹿児島Digi―1グランプリ2025」の自治体部門で最優秀賞を受賞。中島淳弥DX推進室長は「一番の課題は住民のデジタルへの抵抗感。イベントで実際触れていただくことで、簡単、便利さを感じていただければ」と語った。

