「UHCナレッジハブ」の設立が発表されたフォーラムであいさつする三反園訓財務大臣政務官(三反園事務所提供)
「途上国の保健財政強化に寄与」
「ナレッジハブ」設立で三反園政務官
日本政府、世界保健機関(WHO)、世界銀行の共催によるUHC(ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ)ハイレベルフォーラムが6日、東京の赤坂インターシティであった。世界各国の保健医療・財務関係者が参加したが、「UHCナレッジハブ」の設立発表の場で、三反園訓財務大臣政務官があいさつを行った。
UHCは、全ての人が適切な保健医療サービスを、日本の医療制度(国民皆保険)のように必要な時に支払い可能な費用で受けられる状態を指す。設立が発表されたUHCナレッジハブは、日本政府(財務省・厚生労働省)支援のもと、世銀とWHOが東京(富国生命ビル)に設置。途上国の財務・保健の当局者を対象とし、保健財政にかかわる研修などの実施を計画する。初年度の研修対象はカンボジア、フィリピンなど8か国を予定している。
三反園政務官はあいさつの中で、UHCナレッジハブに対し日本政府の期待点として▽日本の知見と経験の活用▽各国が直面する課題に寄り添う▽研修後のフォローアップーを挙げ、「UHCの達成は、国際社会が共有する普遍的な目標。その実現には、国境を越えた協力と知識の共有が不可欠。UHCナレッジハブが、この点で果たす役割は極めて重要」とした上で、フォーラムセッションでの活発な議論がUHCナレッジハブの発展を後押しし「途上国の保健財政基盤の強化に寄与することを心から期待する」と述べた。

