教会に聖夜の歌声響く

厳かな礼拝堂で混声合唱の歌声を響かせる名瀬市民合唱団

クリスマスの賛美歌など13曲披露
名瀬市民合唱団コンサート

 名瀬市民合唱団(中村恵美子団長、団員42人)50周年記念のクリスマスコンサートが14日、奄美市名瀬のカトリック名瀬聖心(みこころ)教会であった。サンタ帽をかぶった団員30人は、讃美歌やクラシック、ポップスなどのクリスマスにちなんだ13曲を多彩に披露。厳かな礼拝堂に、聖夜の歌声を響かせた。

 定期演奏会と隔年で行うクリスマスコンサートの一環で、発足50年の節目を祝福して催した。教会でのコンサートは初めてで、男性は蝶ネクタイ、女性は白い付け襟姿で登壇。来場者約170人が聴き入った。

 コンサートは、讃美歌「きよしこの夜」で幕開け。カッチーニの「アべマリア」、映画「天使にラブソングを」で人気の「オー・ハッピー・デイ」など、なじみの曲が続いた。

 後半は、指揮者の野口淑子さんが「アメイジング・グレイス」などの2曲をソロで歌い上げた。この他、松任谷由実さんの「恋人がサンタクロース」では来場者から手拍子も飛び出し、最後は山下達郎さんの曲で震災復興ソングの「希望という名の光」で締めくくった。

 団員4年目の榮夏生さん(21)は「教会はよく声が響いて初めは戸惑ったけど、気持ちを込めて歌えた」と喜び、朝日小4年の上村優依さん(10)は「いつもと違う場所だったけど楽しかった」と笑顔だった。

 合唱団の指導にもあたる野口さんは「幅広いジャンルで、希望を伝え、命を考える歌なども入れた。よく聴くクリスマス曲でも、生の声の強さを感じる機会にしてもらえれば」と話していた。