名瀬美術協会展始まる

会員の力作48点が並んだ名瀬美術協会展

地元画家たちの力作48点
奄美市で21日まで

名瀬美術協会(久保井博彦会長、会員29人)会員の作品を集めた「第38回同協会展」が17日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA2階で始まった。油彩や水彩、鉛筆画など、会員の描いた力作48点が展示。地元画家たちの作品が鑑賞者の目を楽しませている。21日まで。

協会は、1968年に発足した美術グループいもーれを端に、70年の名瀬美術同好会を経て84年に創設された。現在、同市名瀬在住の作家やアーティストら会員29人が所属し、成果発表の場として同展を毎年開いている。

会場には、キャンバス50号までの作品を条件に展覧会とは異なる会員の意欲的な新作がずらりと並んだ。人物に風景、心象や抽象画など、題材豊富な島ならではのラインナップとなった。

会員の森伸子さんの作品「雨季の滝」は押し花やドライフラワーを使い、風光な滝の様子を見事に描いた。押し花のほか、樹皮や枯葉、和紙などで巧みに構成し、荘厳な風景を表現。会員らも「緻密(ちみつ)な構成とアイデアが素晴らしい」とうなっていた。

会員には若手も増え、時代を経ながらテーマにも広がりが生まれてきている。久保井会長は「特徴のある作品が並んだ。それぞれに好きな奄美を探しながら、面白いと思っていただければ幸いだ」と呼び掛けている。

入場無料で、開館は午前10時~午後6時。最終日は午後5時までとなっている。