デマンドバスの運行状況などを確認した沖永良部地域公共交通活性化協議会(23日、和泊町役場)
【沖永良部】第6回沖永良部地域公共交通活性化協議会(会長、前登志朗和泊町長)が23日、和泊町役場会議室であった。10月から始まったデマンドバス実証運行の課題と対応策を協議したほか、夜間の公共交通サービスの確保に向けた公共ライドシェアの実証運行の実施を決定した。
会合には、関係機関から21人が参加。実証運行中のデマンドバスの利用状況について報告があり、実証運行開始の10月15日から今月15日の利用人数は5567人で、路線バスが運行していた前年同期間と比較し、2470人減で運行距離は19%減、労務時間の削減効果があったとした。課題として、午前中の利用者が多く予約が取りづらい状況が発生していることや、長距離の予約が入ると1運行にかかる時間が長くなり1日あたりの運行回数が減少することなどを挙げた。対応策に、午前中のみ定時路線バス(永嶺線・後蘭線・ガジマル線)を運行する案、利用の多い区間(知名~田皆付近)での定時定路線バスの運行案などが提案された。今後も協議を継続する。
今回、実証運行の実施が承認された「公共ライドシェア(自家用有償運送)」は、路線バスやデマンドバスが午後6時台で運行を終了することから、夜間の公共交通手段を確保するために検討を進めていた案件。実証運行日は、来年1月23日から2月7日までの移動需要が高い金曜日及び土曜日の計6日間。和泊、知名両町役場に1台ずつ車両を配置し、予約が入った場合にそれぞれの町内の飲食店前から島内の目的地まで送迎する。
協議会では、今月25日から来年1月6日まで運転手を公募する。問い合わせは、和泊町役場企画課0997・84・3512、知名町役場総務課0997・84・3156まで。

