初売りににぎわうトルトゥーガの店舗
新春の〝福〟求めにぎわい
福袋やお買い得品
奄美市名瀬の中心商店街で2日、新春恒例の初売りが始まった。長引く物価高の中、通りには多くの買い物客が訪れ、福袋やお買い得品といった新春の〝福〟を求める人でにぎわった。
各店舗には福袋や新年ならではの商品が並び、店頭でPRするスタッフの声も飛び交った。通りには、朝から家族連れや若者たちが次々と足を運んでいた。
奄美本通り名店街と支庁通りに面する衣類や雑貨、観葉植物のセレクトショップ「トルトゥーガ」(久博幸代表)では、福袋の他、目玉となるオリジナルの新作Tシャツなどをそろえて出迎えた。2日間限定で最大60%引きのセールも併せて実施。久代表は「オリジナル商品を目当てに来る人が多いので、万遍なくセールした。年始は帰省客も多くにぎわう。今年もシーズンごとに商品を取りそろえながら(客層などを)伸ばしていきたい」と話した。
衣料品の福袋を購入した奄美市名瀬の46歳女性は、長引く物価高に「普段は買い物を我慢することも増えた。正月ぐらいは気軽に楽しみたい」と店舗を巡っていた。
ただ、近年は消費者の節約志向や人手不足、仕入れ価格の高騰などを背景に、商店街では空き店舗も目立つようになった。名瀬中央通りアーケード商店街振興組合の堀口征治郎理事長(お茶の堀口園)は「厳しい状況ではあるが、今年は新しい店が2、3件できるとも聞いている」と述べ、「いい流れだと捉え、2026年も世代を超えて楽しめる商店街になるよう、周りと協力しながら努めていきたい」と力を込めていた。

