

徳之島3町「二十歳のつどい」に臨んだ新成人たち(上から伊仙町、天城町、徳之島町会場)=2日午後
【徳之島】徳之島3町の2026年「二十歳のつどい」(各町教育委員会など主催)が2日午後、各町会場であった。新成人たちは、あでやかな晴れ着や凛々しいはかま、スーツ姿で出席。懐かしい仲間との再会に笑顔を交わし、地域関係者や家族から祝福と激励を受けながら、大人としての決意を新たにした。一方、少子化の影響を受け、3町とも対象者・出席者数は過去最少となった。
◇伊仙町◇
式典は午後1時から同町ほーらい館で開き、対象者63人のうち55人が出席。後輩らによる「南洲エイサー」の躍動感あふれる演舞で幕を開け、幸田順一郎教育長は「先行きの見通しにくい社会では、知識量だけでなく、多角的に考える力や異なる意見に耳を傾ける姿勢、自らの判断に責任を持つ覚悟が求められる」と激励した。
伊田正則町長の祝辞、新成人代表による「青春のメッセージ」朗読の後、対象者代表の森優愛さん(看護学生)が「社会の一員として自ら考え行動し、少しでも社会に貢献できるよう努力します」と謝辞を述べた。
◇天城町◇
午後2時から町防災センターで開き対象者35人全員が出席。若手唄者・吉田鈴奈さんの「朝花節」などで開式し、院田裕一教育長は「『おぼらだれん(ありがとう)』『とお!きばてぃんにゃ(さあ頑張ろう)』の言葉(方言)を胸に、社会を担うのは自分たちだという気概で歩んでほしい」と語った。
森田弘光町長らの祝辞、先輩代表の激励に続き、対象者代表の久保龍太郎さんが誓いの言葉を述べた。小中学校時代の思い出の映像を上映後、當拓樹さん(学生)が「二十歳の自覚と責任を持ち、変化の激しい社会に挑み続ける」と謝意を表した。
◇徳之島町◇
午後2時から町文化会館で行われ、対象者112人のうち78人が出席。福宏人教育長は式辞で、同町の人口減少問題(20年前1万2892人、現在9211人)に触れながらも「人口増が続く沖縄に匹敵する郷土愛や家族・親族の結びつきという強みがある。新しい視点と突破力で地域創生を担ってほしい」と期待を寄せた。
高岡秀規町長らの祝辞に続き、新成人代表の中村侑理さん(学生)は「どこにいても徳之島で育った誇りを胸に、責任ある行動を心掛け、今度は私たちが島に恩返しをする」と力強く語った。式典後は、恩師からの動画メッセージの紹介や指宿桃子さんの「朝花節」や「ワイド節」など島唄・三味線とピアノセッションを楽しんだ。

