徳之島新春闘牛

「徳之島全島一」優勝旗争奪戦で激突、新王者となった「ヤンバシ会凜然」号(左)=3日、徳之島なくさみ館(伊仙町)

「ワイド、ワイド!」迫力の激突
全島一に新王者「ヤンバシ会凜然」

 【徳之島】「闘牛の島」徳之島の新春を豪快に彩る2026年新春闘牛大会が元日から連日、徳之島なくさみ館(伊仙町目手久)で開催された。3日午後に行われた「第42回徳之島全島一・ミニ軽量級優勝旗争奪戦徳之島町大会」では、最強無差別級の「全島一」とミニ軽量級(700㌔以下)の両タイトル戦ともに新王者が誕生し、会場は大きな歓声に包まれた。

 新春大会は元日午後1時開始の「第42回徳之島軽量級優勝旗争奪戦・平成17・18年成人記念闘牛大会」で幕開け。期間中は島内外からの闘牛ファンや観光客ら連日約3千人が詰め掛け、封切戦から横綱戦まで各日8、9組の好取組が続いた。「ワイド、ワイド!」の掛け声が響く闘牛ばやしとともに、国内随一と評される徳之島闘牛の迫力と醍醐(だいご)味を存分に伝えた。

 最大の注目を集めた3日の結びの横綱戦「全島一」決定戦では、挑戦牛の「ヤンバシ会凜然」(目手久、牛主・福田卓さん)が、体重約1・2㌧の王者「二代目力道山」(松原)を13分9秒の激闘の末に下し、2度目の防衛を阻止して新全島一王者に輝いた。無風評で互角の攻防を展開した二代目力道山だったが左目付近の負傷ダメージもうかがえた。

 ミニ軽量級決定戦では挑戦牛「平成18・19年生侍衛」号が王者「結一千」号を6分50秒で破り、こちらも初防衛を阻止する波乱の結果となった。

 ほか、大会の三賞は、殊勲賞に「ゆうちゃんトガイ」、敢闘賞に「将軍」、技能賞に「平成18・19年生侍衛」がそれぞれ選ばれた。