華やかに着飾り仕事始め

大島紬を身にまとい、記念撮影に納まる県大島支庁の職員

魅力PR、紬姿で勤務
大島支庁職員

 奄美市名瀬の県大島支庁職員らは5日、本場奄美大島紬を着用し、仕事始めに臨んだ。希望する職員約40人が色とりどりの大島紬姿で登庁し勤務。華やかに着飾り、伝統工芸品の魅力をPRした。

 年始恒例の行事で、大島紬に理解を深め、産地の振興に寄与していこうと実施。職員それぞれが泥や白、色大島などの大島紬姿で業務を行い、新年のあいさつなどを交わしていた。

 始業前には記念撮影も行った。入庁1年目で建設課の小久保美陽(みよ)さん(23)は、花柄模様で泥が地糸の藍大島に、金色の帯と色彩豊かな帯ひもをあしらいモダンに着飾った。大島紬の着用は初めてで、「軽くて着心地が良い。こうして着用することで伝統工芸品への意識を高めたい」と笑顔だった。

 産地では後継者育成が喫緊の課題となる中、昨年は県が実施した事業・後継者育成インターンシップも好評だった。有馬柄の羽織はかまで粋に装った松藤啓介支庁長は「今年は独自に人材確保に向けた事業も計画している。関係団体や産地と協力しながら、県の伝統工芸品である大島紬の振興に努めたい」と話した。

 大島紬はそれぞれが持参したほか、職員有志による庁内サークル「着装クラブ」でも貸し出した。