子ども食堂「共に」へ誓い新た

共に手を携え歩むことを誓い合った参加者たち

 

 

活動1周年、節目祝う
奄美大島地域食堂ネットワーク

 

 

 地域の子ども食堂の運営を支える「奄美大島こども食堂・地域食堂ネットワーク」(井上隆文代表)が、活動開始から1年を迎えた。組織には奄美大島にある13の子ども食堂が加盟し、伴走して地域で共に取り組むことで活動の幅を広げてきた。9日は、奄美市名瀬の新川ふれあい館に加盟団体や関係者らが集い、節目を祝った。

 ネットワークは2024年11月に立ち上げ、25年1月末に地域の子ども食堂を支える拠点として本格的に始動した。組織は、新規食堂設立の支援に加え、各食堂への寄付や食材の分配、情報発信などをサポートすることで、それぞれの運営を後押ししている。

 セレモニーは「おかげさまで1周年」と題して実施。かごしまこども食堂・地域食堂ネットワークの園田愛美代表があいさつし、「1歳の誕生日おめでとう。これからも〝ありがとう〟が続く循環を一緒に考え、頑張りましょう」と祝辞を述べた。

 会では各団体が、これまでの活動や取り組みについて報告。三菱UFJ信託銀行有志やフードバンク奄美からは、食堂の運営に必要な資機材や食材の寄贈があり、感謝状も贈られた。

 最後は食事を囲んで参加者らが親睦。これからも共に歩むことを誓い合った。

 井上代表は「これからも、より安全でおいしい食べ物を届けるを信念に、原点に立ち返ってネットワークをやっていきたい」と述べ、「各地域の歩いて行ける範囲に、新たな子ども食堂も育てていければ」と決意を新たにしていた。

 25年は「長浜食堂」(瀬戸内町諸鈍)、「龍郷・安木屋場ふれあい食堂」(龍郷町龍郷)の2団体も新たに加盟した。徳之島、沖永良部では、同士となるネット―ワークも新たに立ち上がり、活動に取り組んでいるという。