漂着ごみ素材のTシャツの売り上げの一部を寄付したゆいむすび実行委員会(右から、黒瀬理事長、IMALUさん、安田壮平奄美市長)(14日、奄美市)
奄美市に漂着ごみ素材Tシャツ売り上げ寄付
ゆいむすびとIMALUさん
ビーチクリーンなどを通して奄美群島の環境保全活動を行っているNPO法人ゆいむすび実行委員会(黒瀬美樹理事長)は14日、「奄美の海岸漂着ごみアップサイクルプロジェクト」で販売したTシャツの売り上げの一部を奄美市に寄付した。同プロジェクトに参加している同市在住のタレント、IMALUさんも同席し、「奄美のためにできることがないかと手探りで始めた。無事寄付にこぎつけることができ非常にうれしい」と喜びを表した。
プロジェクトは、2024~25年度の市情報発信強化事業の一環。24年11月(あやまる岬)と25年3月(土浜海岸)に、市と同法人が共催したビーチクリーンで集めたペットボトルを素材にTシャツ50枚を作製、9月に販売した。
寄付金は、市が14年度から実施している「サンゴ礁保全対策事業」(オニヒトデ駆除・サンゴ再生試験・モニタリング調査)に使われる。
黒瀬理事長は「(市と協働したことで)新たにビーチクリーンに参加する人が増え、新しい輪が広がったと感じている。ごみ収集と分析調査で終わっていた活動が、リサイクルによって新たな資源に生まれ変わった。売り上げをサンゴ保全に生かせることも有意義」と話した。
安田壮平市長は「海岸漂着ごみは長年の課題。(今回のプロジェクトで)ごみから新しい価値が生み出されると実感した。IMALUさんの発信力もあり、環境保全意識を高める機会となった」と評価した。

