「浦上おたすけ会」発足

高齢者支援を目的に発足した「浦上おたすけ会」(16日、奄美市名瀬の浦上公民館)

困り事ありませんか!
高齢者支援有償ボランティア組織

 高齢者世帯が徐々に増えつつある奄美市名瀬浦上町(756世帯、1606人)に、有償ボランティアによる地域の助け合い組織「浦上おたすけ会」(坂元マスエ会長、会員15人)が16日発足、浦上公民館で発会式が行われた。会員など約20人が参加。坂元会長は「支える人、支えられる人、お互いが関わり合える関係づくりを目指したい」と抱負を述べた。

 有償ボランティアとは、ボランティア活動に対して交通費や実費、少額の謝礼金を受け取る活動。対等な関係性を構築することから、高齢者支援などで全国的に広がっている。

 発会式で坂元会長は「地域の中でちょっとした困り事を抱える人の手助けがしたい。誰かの助けがあれば生活の張りになる。困っている人は気軽に声を掛けてほしい」と呼び掛けた。

 出席した市社会福祉協議会の福山敏裕会長は「公的な支援だけでは十分なケアができない時代。会との連携を図り、地域福祉の向上に努めたい」とあいさつした。

 会は、昨年3月から準備を進めてきた。運営方法などは、2020年に発足した「有屋お助け会」の助言を得て決定した。

 ボランティアの利用は同町内会会員が対象で、利用会員としての登録が必要(入会金1000円)。費用の支払いはチケット制。支援内容は、▽簡単な送迎=100円▽その他30分=350円。燃料費・材料費など実費。

 会では、▽簡単な庭の伐採▽大工仕事▽電球交換▽買い物同行▽病院付き添い▽墓参り同行▽家事支援―などを想定している。時間は原則30分以内。

 問い合わせ・支援依頼は電話090・8396・0962坂元会長。