里綾実投手が奄美市を表敬

アメリカ女子プロ野球リーグ(WPBL)に入団を報告した、里綾実投手(右)と安田壮平市長

米プロ野球入団「奄美の子どもに刺激を」
8月からプレー報告

 アメリカ女子プロ野球リーグ(WPBL)に入団する里綾実投手(36)は22日、奄美市役所を表敬訪問した。昨年11月のWBPL初のドラフトでロサンゼルスのチーム全体2位で指名され、8月から米国でプレーすることなどを安田壮平市長に報告した。

 里投手は同市名瀬出身で身長166㌢、体重67㌔、持ち球は得意とするスライダーとカーブのほかチェンジアップなど6種類。小学3年生で喜界島に転居し少年野球チーム「ガッツ喜界」で本格的に野球を始めた。金久中学校を卒業後、女子硬式野球部のある神村学園、尚美学園大学(埼玉県)に進学、卒業し、国内の女子野球チームで活躍。昨年はカナダの独立チームで初の女子選手として勝利投手も経験している。また、多くの国際大会にも日本代表として出場し、2014、16、18年の女子野球ワールドカップではMVPなどに輝いた。

 現在は、(社)野球はみんなのスポーツを設立し、野球イベントや野球教室などを開催し、女子野球の普及に精力的に活動するとともに、埼玉西武ライオンズレディースに所属。国内リーグに出場し、5~6月に渡米し、8~10月のWPBLでの活躍を目指す。

 里投手は「プロ野球選手として活躍することで、奄美の子どもや女子野球選手を目指す世界の子どもたちの刺激になるとともに目標になれたらうれしい」と話した、

 安田市長は「これまでに培った経験を存分に生かし、島人(しまんちゅ)のすっとごれ精神をもって、楽しみながら活躍することを期待する」と激励した。

 里さんは、30日まで奄美大島で自主トレーニングを行い、2月から埼玉西武ライオンズレディースに合流。5月ぐらいに渡米し、8月から約2か月半、イリノイ州のスプリングフィールドである30~40試合に出場、活躍を目指すとしている。