陸海空自衛隊が市中パレード

沿道に大勢の住民らが集まった自衛隊の市中パレード(25日、瀬戸内町古仁屋)海上自衛隊の多用途支援艦「あまくさ」が一般公開された(25日、瀬戸内町古仁屋港)

海自艦「あまくさ」一般公開
瀬戸内町

 陸海空3自衛隊による市中パレード(瀬戸内町主催)が25日、同町古仁屋の中央通りで行われた。奄美大島に配置する自衛隊のほか、陸自西部方面音楽隊(熊本)などあわせて7部隊が参加。隊員約150人、車両22両が隊列を組み行進し、沿道では大勢の住民らが見守った。

 同町での市中パレードは、奄美市名瀬の陸自奄美駐屯地と同町節子の瀬戸内分屯地が開設された2019年の開催(陸自第8師団主催)を含め5回目。3自衛隊による町主催のパレードは4回目を迎えた。

 パレードは午前10時半頃、西部方面音楽隊を先頭に開始。3自衛隊の隊員、陸自の地対艦誘導システムなど装備車両が続き、沿道から住民らが声援や拍手を送っていた。

 奄美市名瀬の宮元美佑紀さん(38)は息子の敬輝(としき)君(9)らと見学。「奄美に住んで3年目だが、自衛隊の車両をよく見かけ、関連イベントも多い印象。子どもたちにも国防に関わる自衛官を目指してもらえれば」と話した。

 スイス出身の60歳代男性はパレードを「興味深く見た」とし、同町でも進められる安全保障に関わる施設の整備について、「自国で縮小などの要望があれば署名を集め(選挙など)投票に反映させる。国際情勢を憂慮する思いは共通だと感じる」などと語った。

 この日は、古仁屋港で装備品展示も開催。陸自の車両などが並び、海自佐世保警備隊所属の多用途支援艦「あまくさ」(基準排水量980㌧)が一般公開された。