いざ出陣へ、調整急ピッチ

選挙戦突入へ準備を進める立候補予定者の事務所

衆院選 鹿児島2区 3陣営、最後の準備追われる
市民「物価高何とかして」

 第51回衆院選は27日、公示される。決戦を翌日に控えた26日、鹿児島2区の立候補予定者の3陣営は、出陣に向けた日程調整や配布するビラのチェックに追われるなど、急ピッチで最後の準備を進めていた。

 2区は、自民前職の三反園訓氏(67)、共産新人の松崎真琴氏(67)、参政新人の高橋徳美氏(56)の3人が出馬の意思を示している。

 2区選挙区にあたる谷山地区の各事務所では、必勝のため書きを壁に張り出したり、次々と訪れる支援者と会話を交わすなど、選挙戦への準備を加速していた。

 ある陣営担当者は「急な解散には驚いたが、与えられた時間はどの陣営も同じ。とにかく頑張るしかない」と汗を流していた。短期の決戦に、「選挙に入ればこれまで通り。しっかりと公約を伝えていきたい」と意気込む。

 ある野党陣営では「厳しい戦いになるのは分かっている。現実を見ながら地域に根を張る覚悟で頑張っていく」と表情を引き締めていた。選挙戦については「これまで手探りの面もあったが、去年の夏の(参院選の)経験が生きている。準備も進み、スタッフもやるぞというスイッチが入っている」と主張。「選挙で実績を残すことも大事。島民の声を聞きながら、地域に根差した政策を訴えていきたい」と眼前に迫る決戦に備えていた。

 ある野党の候補者は「行き詰った中で、追及を逃れるための解散。国民に考える時間を与えない一方的な選挙はひきょうだ」と憤る。27日からの戦いに向けては「もう自民党には任せられない。変えていくには我々が必要だと、立ち位置をしっかりと伝えていくことが大事だ」と力を込めた。

 今回の選挙戦について鹿児島市内に住む22歳の会社員男性は「まだまだ給料が安いので物価高を何とかしてほしい。(ただ)まだ自分の所の候補者の政策の違いも分かっていない。少しでもいい方向に向かうようこれから考えたい」と話し、同市内の42歳女性は「消費税が気になっているが、今のままがいいのか、ゼロがいいのかなど、自分の中ではまだ判断できていない。(投票先は)難しくなりそう」と頭を抱えていた。