「昇り龍桜」ようやく姿

例年より満開の時期が遅れ、ようやく見頃となった龍郷町大勝集落の「昇り龍桜」(8日、西康範さん撮影)

満開遅れ、気温低下の8日撮影

全国的に強い寒波が押し寄せ、県内では鹿児島市内の平地でも雪が観測された8日、奄美地方も気温が低下し寒い一日となった。春が遠ざかったように感じられたが、龍郷町大勝集落の裏山には「昇り龍桜」がようやく姿を現した。

集落裏手の「寺山」と呼ばれる峰に形成されたヒカンザクラ。登り口から約470㍍にかけて植樹されており並木を形成している。風も強い天候の中で撮影した西康範さんによると、今年は満開の時期が例年より10日程遅いという。今月1日には同集落で恒例の「大勝さくらまつり」が開催され、音楽や踊りのステージイベントなどでにぎわったが、「昇り龍桜」の方はまだ満開には至らない状態だった。

気象庁によると、この日の奄美地方の気温は最低・最高とも「最も寒い時期を下回る」。最低気温は伊仙町伊仙で7・1度まで下がり、全ての観測地点が10度以下。日中の最高気温も15度以下と上がらず、寒の戻りが顕著な一日となった。