「奄美のおいしいタンカン味わって」

奄美空港到着ロビーで行われた今年度群島タンカン品評会受賞品の展示と、県外からの来島者を対象にした果実を配布してのPR活動

品評会出品の高品質 観光客らに配りPR
群島農政協 奄美空港で受賞品も展示

 奄美群島農政推進協議会(事務局・県大島支庁農政普及課)は10日、奄美空港到着ロビーで今年度の群島タンカン品評会受賞品を展示するとともに、県外からの観光客らに果実を配布。展示品の見学案内とおいしさをPRした。

 L・2Lの各階級受賞品(金・銀・銅賞)と審査員特別賞の計7箱を到着口のすぐ近くで展示。鮮やかな紅が乗った最高レベルの秀品が並んだ。配布用の果実は品評会応募品を1袋2個入りで470セット準備した。

 配布の対象としたのはタンカンを知らない県外からの搭乗客。タンカンの色をあしらったそろいの法被を着用した同課の職員3人が「品評会で受賞した奄美群島のおいしいタンカンを展示しています。どうぞ見てください」と案内しながら、対象者にはタンカンを配った。

 伊丹空港(大阪)からのツアーで奄美大島に来島したという石川県金沢市の北川裕子さん(69)。8日に来島し、10日に帰るため空港で搭乗手続きをしていた際、同じツアー客からの情報で展示場を訪れ、見学後にタンカンをプレゼントされた。北川さんは「金沢は大雪だけに奄美は暖かくて離れたくないくらい。滞在中は晴れ間もあり加計呂麻島にも行くことができた」と語り、受け取ったタンカンについては「色がとてもきれい。ツアーのガイドさんからタンカンのことを聞いたばかりで、初めて味わうだけにとても楽しみ」と喜んでいた。

 支庁農政普及課の桃坂敬・技術補佐は「光センサーで選果したものばかり。甘さもおいしさも保証されており、自信を持って勧めることができる。(タンカンは)とてもいい商材。今年は大玉が多く見栄えもいい」と語り、中晩柑(ちゅうばんかん)類の中でもレベルの高い品質の良さをPRしていた。

 展示品を見学する生産者の姿も。受賞タンカンを実際に見ることで技術の高さを確認していた。